2016/08/05

ダーウィンの自転車事情

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トモです。帰国しています。

右側通行の国は、帰国してから大変だと知人に聞いたことがありますが、オーストラリアは左側通行なので安心です。

今回は日本から自転車を持っていきましたが、結果的にダーウィンに長期滞在の場合はぜひ自転車を持っていくか買ってしまうとかなり楽しいことが分かりました。

そんなダーウィンを自転車で楽しむためのポイントを書いてみます。(今回も長い)


ヘルメットが必須です!

以前リンプロジェクトに来てくれたオーストラリアの自転車屋さんが「オーストラリアはヘルメットしなきゃいけないんだよ!でも、カスクがカッコいいので展示用に買っていくよ」と話してくれたことがあったのですが、法律でヘルメット、ライト、ベルの装着が必須です。

なので、今回はカスクではなく、ヘルメットを持参。

とは言え、町中ですれ違う人の半分近くはヘルメットを被っていませんでした。
調べてみると、ノーザンテリトリーでは、17歳以上が車道を除くFootpath(歩道)やBikepathを走行する場合に限ってはヘルメット不要だそうです。(でも頭を守ったほうが絶対いいと思います)

(参考:http://www.cyclehelmets.org/1114.html

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・毎日持って行っていた自転車関係のもの。
左上から、水、テールライト、ヘッドライト、ヘルメット、サイクルキャップ、日焼け止め、サングラス、グローブ。

ライトは明るいほうがいい

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・7月30日、5時54分のStuart Highway沿いのBikepathは真っ暗。(動画 クリックして別サイトで再生)

車道沿いならまだしも、公園内や自動車道から離れたBikepathでは街灯が無いこともしばしば。
7月のダーウィンの日の出は7時頃。自転車で出勤したり、仕事前に自転車に乗るという場合は、ライトが必須です。

場所によっては、ホームレス?がBikePath沿いに寝ていることもあるので、かなり明るいライトを持っていって大正解。
日の出前の真っ暗なBikepathですれ違う方は、間違いなく強力なライトを付けていました。

赤道直下の日差しはつらい

メガネをしているので、あまりサングラスの必要性は感じませんでしたが、ダーウィンは赤道直下。眩しい日差しを遮るために、かなり効果的でした。それ以外にも、観光案内には帽子、SPF15以上の日焼け止めクリーム、水、虫よけスプレーが書かれているほど。

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・帽子、日焼け止め、水、虫除けを準備しましょう!

なお、日焼け止めはこまめに塗りなおす必要があります。

Bikepath(自転車用レーン)が多い

ダーウィンにはBikePathと呼ばれる自転車専用道路がHighway沿いや郊外、公園の中に通っていて、Bikepathをつないでかなりの距離を移動できました。車道と離れているため、安心感もあります。

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・郊外の住宅地付近では、車道に併走するようなBike Pathがあります。

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・早朝6時半頃でも7月のダーウィンは真っ暗。(動画 クリックして別サイトで再生)

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・DarwinからPalmerstonの市外方面に走っている、Stuart Highwayに併走するBikepath。

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・朝6時50分ごろでも、結構な量の自動車が走ってます。(動画 クリックして別サイトで再生)

Bikepathはダーウィン市のウェブサイトに書かれているので、結構参考になりました。
http://www.darwin.nt.gov.au/maps-facilities/darwin-cycle-paths

オーストラリアでは自転車は車両扱い。

オーストラリアは日本と同じ左車線を走ります。自転車も道路の左側をキープレフト。ただし、右折の時や、ラウンドアバウトに入るときは右レーンに入ることが許されているみたい。(手信号が必須ですが)
また、ノーザンテリトリーでは、歩道を走ることが認められているそうです(歩行者に道を譲ることが前提)

ラウンドアバウトがけっこうある

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ラウンドアバウトは日本でもじわじわ増えているようですが、ダーウィンではだいたいこんな感じ。

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・すでにラウンドアバウトに進入している車に道を譲る

進入時の方向指示器の使い方は
左折:左
直進:なし
右折;右

・ラウンドアバウトを出るときは、必ず方向指示器を左にする。

※このサイトがアニメーションと図解で英語がわからなくてもわかりやすかったです。
http://www.rms.nsw.gov.au/roads/safety-rules/road-rules/roundabouts.html

自転車は、自動車がラウンドアバウトの中に入っているときは必ず道を譲ること、手信号を出すことを守って進入すればOK。


ハイウェイや広い道路は恐い

一回だけ、走っていたら片側三車線の道路に迷い込み、その反対車線にあるBikepathに行きたくても信号が無く、数キロ並走したことがありました。


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・Darwin City内にて トラックがトレーラーを牽引している

広い道路なので、朝の通勤時間帯でも自動車はよけてくれますが、トラックがトレーラーをけん引していることが多いので、結構怖いです。

こればかりは道を知らないと怖いですが、ダーウィン周辺では、交通量の多い道の脇にはだいたい歩道があるので、早々に逃げ込みたいところです。

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・Bagot RDに迷い込んだ。
左側は茂みを挟んでゴルフコースなので、歩道無し!

また、都市と都市をつなぐHighwayでは、ロードトレインと呼ばれる、複数のトレーラーを連結した、長いもので100m以上ある大型トレーラーが走っています。
その風圧はかなりのものらしく、接近に気が付いたら、自転車を止め、道路から降り、やり過ごすほうが良いとの話も耳にしました。

以上、2週間のダーウィン生活で、ほぼ毎日自転車で走り回っていた時に感じたり調べたりしたことでした!

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